監査という、仕事 ー 2
昨日のエントリーからの続きです。
じゃ、なんで、監査、つまらないー!とか、意味ないー!なんてことになるのだろうと、考えてました。
思い付くのは、
1、自分が信じたことやれない。
2、やらなきゃいけないことが多すぎる。
とかかなー。
1、自分が信じたことやれない。
これは、例えば、自分はある数字がめちゃくちゃ気になる!間違ってると思う!でも、検討するには、追加で手続きやらなきゃいけない。
そんなときに、監査対象会社に言っても、
これまで、そんなことやってなかったとか、
データ集めるのめんどくさいとか言われて、
やや怒られる。
そして、上司に相談しても、あんま取り合ってもらえない。
こんな状況になると、
結局は監査対象会社の人の、機嫌取らなきゃいけないんだー、という落とし穴に落ちてしまうということなんでしょうねー。
2、やらなきゃいけないことが多すぎる。
今の監査基準、やること、作る様式、ほんと多いです。
会計スキャンダルがあれば、増設に次ぐ増設。
減ることはほぼないんじゃないかなー、という状況。
いまの監査基準は、要求事項という項目があり、万が一、それをやっていなかったら、「監査が不十分だった!」といわれてしまうんです。
それを潰すために、とにかく長時間労働になってしまう。
それで、嫌になってしまうんでしょうね。